上場支援作業において、注意するべき上場準備会社における棚卸資産の評価の基準の未適用についてですが、棚卸資産の評価の基準での評価について簡単にご説明します。簡単に言うと、ある在庫が、長期間滞留したとか、陳腐化が発生したとか、物理的に棄損したとかの何らかの理由によって、その在庫を取得した時の値段よりも低い値段でしか、外部に販売することができないことが明らかな場合に、その販売損失部分については、在庫の価値を下げてしまいましょうという評価をすることが、基準の評価になります。

なお、この評価損については、火事等の天災等による場合を除き、特別損失や営業外費用として処理することが認められておりません。

特に、製造業の会社様においては、腐るものではないということで、長期間滞留している在庫が多くあるような会社があり、このような会社で、棚卸資産の評価の基準を適用すると巨額の費用負担が生じてしまうということがあります。

在庫は、保管コストを発生させるので、コスト管理の観点からも捨てるものは早めに処分した方が良いことも多々あります。在庫の評価の基準については、管理会計の観点からも良質な財務会計の基準ではないかなと私は思います。

当事務所では、基本的には、上場支援業務については、他の税理士の先生からのご紹介の場合を除き、税理士業務として行う税務顧問契約とのセットでのご提供となります。税務と会計を一緒に見ることにより、大幅なコスト削減(税理士と会計士の両者を使うことによる重複コストの削減、情報伝達経路の一元化、税務と会計の全体がわかるサポート専門家によるコスト削減効果)を可能とします。

 

 

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